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個人的必見!名古屋城本丸御殿 [建築]

こんにちは、大林です。

すっかりブログ無精しておりました。

 例年ほど寒さも厳しくなく、やはり暖冬なのかと実感しております。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

少し前ですが、名古屋に行った際にずっと気になっていた名古屋城の本丸御殿を見てきました。

 何年か前すら思い出せないのですが、業者旅行で工事中の本丸御殿を見学した記憶があります。 仮屋根に覆われた工事現場でとてつもない量の木材を使った大工事でした。 「これは一体いつ出来上がるのだろう?」と思ったまま、その存在すらも忘れておりました(苦笑)。

 今回、名古屋市美術館に行くついでにどこか見どころが無いものか検索していた時に、あの本丸御殿が2018年6月8日に全体公開されたことを知りました。 これは行かねばなるまい。

 「新しい建物ができると、入館料がアップするとか、別料金だとか、大抵そんなもんだろ。でもあれだけの見事な建物なら2000円くらいでも見たいな。たまにしか行かないし。・・・」と思いながら施設案内を見ると、あっ、普通料金の500円なのですね。 名古屋市,太っ腹だわー、と感心。 さらに地下鉄乗り放題切符の人は100円引き。 400円で入場できました。

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格の高いお客さんのための玄関。普段は使用することはありません。 一般観光客は脇の入場口より入ります。 ここは、第一期工事だったので外だけ見たような記憶があります。

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本丸御殿越しの天守閣。 天守閣も木造復元する構想もあるそうなので、遠くない未来にこのアングルで木造の天守閣を見るのも楽しみです。

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内部は、木組みも襖絵も見事!の一言。

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フラッシュを使用しなければ撮影OKでしたので、メモ代わりにパチリ。

 仕事柄、材料の品質はある程度分かりますので、この建物に使われた木曽桧の金額を考えると気が遠くなります。 無節は当たり前、これだけの柾目取り・・・どれだけの材料の中から選りすぐられた材料なの?

と同時に「工事期間付近の木曽桧の上物は、すべてここに集められたのではなかろうか。」というほどに贅沢な使い方でした。 

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装飾金物もかなり凝っており、職人の技を凝縮したでき上りとなっています。

私の大好きな漆喰の左官工事も、存分に繰り広げられており、これだけの量の仕事をこなせる左官職人を調達したことに施工者サイドの気持ちになって驚いております。 壁を塗りながら「永遠に終わらねー。」とぼやきたくなるほどの分量。

名古屋→名古屋城というと、観光的にはあまりにもベタ過ぎて敬遠しそうですが、「ここだけは行っとけ!」間違いなしです。 昔からある名古屋城公園内のきしめん屋も懐かしくておススメです。 

あと、訪問の際には、柱や長押などあちこち触ってはダメですよ。 人間の手の脂は、10年とか長い時間が経つと酸化して色が変わります。 よく、和室の天井に手の跡が浮いてきて「幽霊の仕業?」と気味悪いのは、そのせいです。 まあ、大工さんの手跡なのですが。 触らずに穴が空くほど眺めて鑑賞するのが正解です。

大林勇設計事務所
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