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古民家に手を入れる(その2) [古民家改修]

前回の続きです。



余程、予算に余裕が無い限り正直な所、完全バラシの古民家再生は容易なことではありません。



今まで住んでいた家の不自由な部分に手を入れて今の暮らしに適した使い方に「改修」するのが一般的には現実的な方法だと当事務所は考えているため、流行語のように使われる「古民家再生」では無く「古民家改修」を業務範囲としています。



まずは、躯体の点検。



水平の把握。





水平が狂っている事が多いので、大工がジャッキを駆使し調整を行います。柱は石の上に載っているものの、長い間に落ち葉が溜まったり土に埋まったりすると、痛んでいます。ここもジャッキアップの際にU大工が補修していました。





床組みも痛んでいる部分は補修。ここは鶯張り化していました。

悪い部分は下地から直す。





古い家では部分撤去を始めてから発覚する事件も多く、台所流しの裏の壁はセメントをケチったのかコンクリートが弱く指でポロポロと崩れました。この壁は急遽撤去しました。





骨組みを丸裸に。



まずは躯体が健全な状態かどうかを確認する事は、古民家改修では重要です。ここで重大な欠陥がある場合は、改修工事自体の存続にも関わるので慎重に確認したいところです。当事務所ではまだ経験ありませんがシロアリがあまりに酷い場合など作業中止の決断も必要かもしれません。



写真を見ていたらいろいろ書きたい事が出てきました。今日はこの辺で。



大林勇設計事務所
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コメント 2

moro

やったー!第2弾!<br />
取材しに行きたいくらいです!良いな〜。
by moro (2010-12-10 13:41) 

isamu

>moroさん<br />
<br />
思い出したらいろいろ書きますね。<br />
この最初の仕事は特に思い出深く、大工さんに無理を言ってお願いしながら出来た家です。細かい事をうまくこなせる人で無いと出来ない仕事です。
by isamu (2010-12-13 18:13) 

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